2013年6月18日火曜日

京都の永徳院と中坊進二の出会い

京都にある「永徳院」という寺院が、私のお気に入りです。閑静な住宅街の路地にある小さな寺院なのです。 かつて近くに住んでいたとき、前の道を通りがてら眺めるのがとても好きでした。ひっそりと佇むこの寺院は、その入口も優しく開かれており、中を覗くと静かな空気が身を包んでくれます。 見つけたのはふとしたきっかけでした。たまには違う道を通ってみようと思い、いつもは真っ直ぐ行く交差点を曲がったときに気がつきました。「こんなところに寺院があるなんて」と、それはとても驚いたものです。近くに住んでいるのに気づかなかったのが不思議なくらい、周囲と調和していました。 それ以来、私はこの永徳院のファンとなったのです。 京都と言うと、大きな自社仏閣のイメージが強いですが、小さなものも数え切れないくらいあり、それらの大半はこの永徳院のようにひっそりと待ちの中にあります。大きな自社仏閣だけでは、この京都という歴史ある街並みは構成できません。これらの小さな自社仏閣の全ても、古都を支えているのです。 永徳院に出会ったことで、私は京都の魅力を改めて知ることになりました。

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